旧本庁舎の正面を復元し、防災と環境の性能を高めた都市型の高層庁舎でまちのシビックコアを形成

川崎市 川崎市役所本庁舎

No.2142

2025年02月08日更新

神奈川県川崎市の川崎駅から約600mの位置に立地する川崎市役所本庁舎である。本庁舎は1938(昭和13)年に建設されてから70年以上を経過し、施設・設備の老朽化が進んでいることから2016(平成28)年に解体され、2023(令和5)年に新本庁舎へ建て替えられた。新本庁舎のコンセプトは、市民の安全で安心な暮らしを確保するため、あらゆる災害を想定し、大規模災害時にも継続して建物機能と生活を守ることが重視され、加えて、都市型の庁舎としてレジリエンス性能(LCB)、省エネ性能(ZEB)、省資源性能(ZWB)を高めた建築を実現している。また、旧本庁舎の正面部分を創建当時の姿で復元して歴史を継承し、アトリウムと広場と一体で川崎市の歴史・文化の情報を発信する「まちの顔」を形成している。この新本庁舎は、川崎駅周辺総合整備計画において「シビックセンター核」に位置付けられ、川崎駅周辺のまちづくりと連携して回遊性の強化と賑わいの創出を目指し、まちづくりに資する庁舎として計画されている。

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