老人ホームに暮らすお年寄りと移民の若者やこどもたちが共に過ごす時間をつくる多世代の家

聖エリザベート老人ホーム,キッチンゲン Caritas Seniorenzentrum/ Mehrgenerationenhaus St. Elisabeth

No.1991

2024年07月20日更新

84人定員の,元修道院を改修した老人ホームで始められた多世代の家(MGH)。主にwintergarten(冬の庭,コの字型の建物に囲まれた中庭に面する,温室のような場所)が使われるが,MGHの活動としては,特定の室や施設内に限らない活動をしている。移民が多い地域だということもあり,移民の青少年が高齢者と交流するなかで言語能力を伸ばしていく機会とする,アウトリーチ活動で外出が制限されがちなムスリム女性の交流や社会参加を促すなどの取り組みを行っている。歩き始めたばかりの子供と歩行器で歩く高齢者が廊下で「かけっこ」をするなど,自然な多世代交流の時間が生まれていた。

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  • 27_ドイツMGH07_古賀政好・加藤悠介_聖エリザベートの多世代の家

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