住宅地のなかにつくられた,小さな林

Austifung トランジション・タウン・インゴルシュタット

No.1989

2023年10月08日更新

所在地 海外
事例の種類
0.交通・公園・商業・その他
公園・緑地

庭は自然志向で,パーマカルチャーに近しく設計されている。ガーデナーは枯れ草のベッドや干しイモなど実験的な試みを好んでいる。庭のエリアは合意のもとで管理されており,個々の花壇と共同花壇がある。野菜の収穫や共同体意識と同等に,動物愛護と昆虫への配慮が重視されている。
* パーマカルチャー(Permaculture):20世紀初頭から,永続しない農業が支配的になることへの懸念が示されはじめ,これに対して1970年代にオーストラリア南部のタスマニア島で暮らしていたデビッド・ホルムグレンとビル・モリソンによるた造語。パーマネント (permanent) とアグリカルチャー (agriculture) を組み合わせ「永続する農業」という意味が込められており,「動物や多年生の植物,自家更新する植物を人間が利用する目的で組みあわせたシステムで,常に進化する」と定義された。最近では「永続的な文化(パーマネント・カルチャー)」を意味するという解釈が広がりつつある。
* エネルギーを大量に消費する脆弱な社会」から、「適正な量のエネルギーを使いながら、地域の人々が協力し合う柔軟にして強靭な社会、持続可能な社会」への移行を意味する「トランジション」とそのモデルを広め,トランジション・イニシアチブに関わる人々のトレーニングとサポートを行うために,2006-2007年にイギリス人パーマカルチャー教師のロブ・ホプキンスにより慈善団体トランジション・ネットワークが創設された。
* トランジション・タウン:トランジション・ネットワークの価値によって支えられた地域グループを作ることで,炭素や気候変動からの脱却,経済的不安定からの回復をめざす草の根のコミュニティ活動。

面積800㎡,2013年に設立。

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