植物学者・牧野富太郎が愛した横倉山でいずれ森に覆われる博物館
越知町立横倉山自然の森博物館
No.2130
2024年08月27日更新
高知県越知町の横倉山の麓に立地し、横倉山の植物や越知の歴史を展示する博物館である。横倉山への導入施設として、横倉山の生い立ちや横倉山でフィールドワークを実施していた植物学者・牧野富太郎氏の紹介を展示し、登山でのフィールドワークやマナーを伝えている。その他にも、横倉山を通じて地球の歴史や生物の進化を化石や隕石に実際に触れながら学習することができる。博物館の設計は建築家・安藤忠雄が手掛け、1997(平成9)年に開館した。開館当時のコンセプトは「いずれ森に覆われる博物館」であり、施設の周囲への植樹、屋上緑化に取り組み、コンクリートの建物が木々に覆われて山と調和するようにデザインされ、建物内部に居ても自然に入り込むような体験ができる。
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