ノーベル賞を担うカロリンスカ研究所に附属する病院がつくる,医療の街,街としての医療施設

Karolinska Universitetssjukhuset カロリンスカ大学病院

No.0836

2023年10月04日更新

所在地 海外
事例の種類
6.医療・保健と健康
病院

スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所に付属する病院として2017年に建設され、ソルナとフッディングの2つの自治体に立地している。官民連携(PPP)でストックホルム郡、建設会社スカンスカ、英国投資ファンドInnisfree の共同事業体により開発されている。医療の街のコンテクストとして既存の研究所に新しい病院が連結するように計画され、グリーンベルトの軸線に沿って新病棟を並列に配置し,空中歩廊を介して既存研究ゾーンと接続している。将来のニーズに応えてグリーンベルトの軸線方向に病棟の増築、軸線の垂直方向に研究棟の増築を可能としている。グリーンベルトを挟んで突き当りには、ノーベル賞受賞講演が行われるオーディトリウム「アウラ・メディカ」が象徴的に配置され、世界の医学界における研究成果発表の場となるべく構成されている。

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