津波被害へ備えながら、住民の健康増進を図り、交流を育む場
美波町医療保健センター
No.1774
2025年05月08日更新
徳島県南東部日和佐港から太平洋を臨む美波町は、人口約6000人で高齢化率45%を超えた過疎地域であり、大規模地震の発災時には津波による浸水被害想定区域を有する。町民の健康保持と安心な暮らし、生きがいづくりに向け、美波町医療保健センターは町の診療所・透析施設・役場の保健部門(健康増進課、地域包括支援センター、社会福祉協議会)を一つにした医療福祉行政の複合施設として、2017年に旧日和佐高校跡地に設立された。高潮浸水深3~5mが想定される立地に対応し、2階以上にセンター等を配置。1階部分は柱のみのピロティ形式とした構造を活用し町民が通り抜けできる公園の一部として開放した。空間活用で防災上の悪条件の克服を試みた、事前復興建築の一例である。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
兵庫県 いえ,にわ,となり,まち,みちとつながる居合わせの丘 社会福祉法人きらくえん きらくえんフィーカ須磨の丘No.2195
- #オープンな庭
- #ごちゃまぜのコミュニティ
- #デザイナーズ
- #リノベーション
- #地形を活かす
- #居場所づくり
- #普通の暮らし
- #最期まで生きる
-
兵庫県 阪神淡路大震災の被害を乗り越えた特養を個室ユニット型に改修 社会福祉法人きらくえん あしや喜楽苑No.2250
- #ストック活用
- #デザイナーズ
- #家庭的な環境
- #居場所づくり
- #高齢者支援
-
神奈川県 子どもたちや地域住民との「放課後リノベーション」を経た,足湯やみかんのある古民家 一般社団法人ユガラボ ゆがわらっことつくる多世代の居場所No.1898
- #ストック活用
- #みんなでつくる
- #参加型企画/設計/運営
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
- #役割づくり
- #木造・木質
- #生きがいづくり
- #研究
-
東京都 大内病院から退院した人たちの地域と社会を繋ぐ,いつでも誰でも帰れる“OUCHI” 平成医療福祉グループ OUCHINo.1834
- #インクルーシビティ/多様性/包摂性
- #デザイナーズ
- #ライフステージ支援
- #刺激のコントロール
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #普通の暮らし
- #民間・住民主導
- #脱・〇〇らしさ