医療的ケア児と家族を支える。福祉建築が新たな絆を紡ぐ

社会福祉法人あいの実　SWCあいの実

No.1888

2025年05月02日更新

障がい児者の発達・暮らし・活動・就労支援

所在地 宮城県
事例の種類

宮城県仙台市に位置する施設は、医療的ケア児や神経難病の方、その家族を支援する福祉拠点である。2023年に開所した新施設は、既存の福祉施設をリノベーションし、温かみのある木調の内装とバリアフリー設計を採用している。開放的な共用スペースは、利用者や地域住民が集うコミュニティの場として機能し、柔らかな自然光が差し込む窓やスロープが、安心感とアクセシビリティを提供する。屋外には小さな庭を設け、子どもたちが自然と触れ合える空間を確保した。建築は、制度に頼らないソーシャルビジネスを支える場として、福祉の新たな可能性を体現する。都市部での地域連携を重視し、イベントも開催可能な多目的スペースを備える。

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