高知県唯一の視覚障害者を対象とした盲養護老人ホームとして開設し、聴覚障害者養護老人ホームや居宅介護支援センターなどの6つの施設が併設する

社会福祉法人 土佐平成福祉会 視覚障害者養護老人ホーム 土佐くすのき荘

No.2121

2024年10月01日更新

高知県日高村を流れる仁淀川近くの緑豊かな自然の中に立地する盲養護老人ホームである。視覚に障害を持つ65歳以上で、家庭環境および経済的理由等により家庭において養護を受けることが困難であり、 原則として身体障害者手帳を有する高齢者を対象とする。施設は一般の養護老人ホームの設置基準を満たしつつ、転落防護柵の設置や段差の排除、回廊式のシンプルな構造、居室の扉・手すり等の要所に点字の表示、玄関・通路の曲がり角・トイレの入口・階段の始点、終点等の要所に点字ブロックの設置など、視覚障害に対応した専門的な整備が行われている。県内で唯一の視覚障害者を対象とする盲養護老人ホームとして1997(平成9)年に開設し、2000(平成12)年にデイサービスセンター能津喜楽園・短期入所生活介護 土佐くすのき・居宅介護支援センター能津、2006(平成18)年にヘルパーステーション能津、2016(平成28)年に聴覚障害者養護老人ホーム静幸苑、2019(令和元)年に訪看スマイルスタジオを併設している。高齢化によって生じた様々な障害への援助とリハビリテーション、高齢者の抱える様々な生活上の困難を総合的にサポートすることを目指し、視覚障害と聴覚障害に特化した施設に生活支援を行う施設を併設して対応している。

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