大阪市の中心部に立地する国の重要文化財でありながら、集会室として利用できる公会堂
大阪市中央公会堂
No.1939
2023年11月06日更新
大阪市民である岩本栄之助の寄附をもとに辰野金吾らが設計を行い、1918(大正7)年に竣工した公会堂である。オペラやコンサート、著名人の講演会が開催され、大阪の文化・芸術の発展に貢献してきた。度重なる改修により創建時の意匠が損なわれ、老朽化が進んだことから保存・再生工事が行われ、2002(平成14)年に再開された。工事は歴史的建築物としての保存と創建時への復元改修が行われ、耐震性を確保するために免震レトロフィット工法が採用されている。この復元工事によって、鉄骨煉瓦造によるネオ・ルネッサンス様式の外観や内部意匠が歴史的建築物として極めて重要であるとの高い評価を受け、2002(平成14)年に公会堂建築物として西日本で初めての国登録重要文化財に指定される。大阪市中心部において貴重な歴史的建築物であると同時に、市民の活動場所として現在も集会室の利用が可能であり、市民にとって大阪中之島のシンボルとなっている。
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