ドイツ「多世代の家」プログラムを活用した複合的集落再生プロジェクト
MGH ドルフリンデ・ランゲンフェルト Dorflinde Langenfeld
No.1990
2024年07月20日更新
東西の位置にある中規模都市ニュルンベルクとヴュルツブルクからそれぞれ50km程度の距離に位置し,人口減少・高齢化が著しかったランゲンフェルト村。集落再生の期待をかけて「大きな博打」に出るきっかけとなったのがドイツの連邦プログラム「多世代の家」である。集落の中心エリアにある複数の空き家を活用して,コミュニティスペース/コミュニティレストラン,高齢者住宅,デイサービス,診療所,青少年会館,学童保育,独身〜家族形成期に適したサイズの家やゲストハウス,共同出資のスーパーなどを整備した。結果として村への移住者は増え,国内他地域やEUからも注目されている。Dorflindeとは「菩提樹の村」の意味で,かつて菩提樹の下に人々が集い,楽しく親密な時間を過ごしたことを思って名づけられた。この"Dorflinde"は,集落再生のキー・コンセプトとして共有されており,ロゴや看板にも菩提樹があしらわれ,中心となる建物のエントランス広場にも菩提樹の木Lindenbaumが植えられている。
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