亜熱帯気候の沖縄の特徴を生かし、地域特有の植物を壁面や屋上に配置した庁舎
那覇市 市役所本庁舎
No.1908
2023年11月13日更新
那覇市のメインストリートである国際通りに隣接する官公庁街に立地し、那覇市役所本庁舎、教育委員会、銘苅庁舎の部局が入る総合庁舎である。旧本庁舎の老朽化、耐震不足が問題となったことから新庁舎の建設が計画され、新都心移転が検討されるが、中心市街地の活性化が優先されたため、現在地での建て替えが行われている。新庁舎のコンセプトを「花と緑があふれる庁舎」として、地元の建設会社である株式会社国建の国場幸房が設計を行い、2012(平成24)年に竣工する。亜熱帯気候である那覇のシンボルとなるよう、ひな壇状の屋上庭園や緑化ルーバーを施すことで積極的に緑化が図られ、深い庇とルーバーを外周部に配置して開口を開放することで通風や採光を十分に確保し環境負荷低減に配慮している。敷地内にはホウオウボク、フクギ、ハイビスカス、ブーゲンビリアなど約90種類の植物が育てられ、地域特有の花や緑があふれている。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
神奈川県 旧本庁舎の正面を復元し、防災と環境の性能を高めた都市型の高層庁舎でまちのシビックコアを形成 川崎市 川崎市役所本庁舎No.2142
- #アート・文化
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #ランドマーク
- #地方創生
- #情報発信
- #眺望・採光
-
山梨県 河口湖周辺の地産食材を活用したマルシェ、レストラン、ワイナリー、ヴィラが複合する商業施設 株式会社 大伴リゾート 旅の駅 kawaguchiko baseNo.2032
- #デザイナーズ
- #にぎわいづくり
- #地形を活かす
- #草木や花を育てる
- #観光
-
大阪府 大阪駅北・操車場跡の再開発によって「みどり」と「イノベーション」が融合する都市公園を創出 大阪市 うめきた公園No.2021
- #UR都市機構
- #アート・文化
- #エリアマネジメント
- #デザイナーズ
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #情報発信
- #歩けるまちづくり
- #草木や花を育てる
- #観光
- #防災・減災
-
海外 清朝時代、日本統治時代の建築物を保全し、郷土・文化を伝える歴史地区として再生 台北市 剥皮寮歴史街区No.1340
- #アート・文化
- #リノベーション
- #地域資源の活用・連携
- #情報発信
- #観光