マスターアーキテクトとデザインガイドラインによるデザインコントロール
住宅・都市整備公団(当時) ベルコリーヌ南大沢
No.1760
2022年09月13日更新
住宅・都市整備公団による公団住宅のプロジェクト。従前,長方形型の板状住宅が並ぶ,特徴や変化のない団地景観が非人間的である等と批判されていたことを背景に,内井昭蔵氏をマスターアーキテクトに据え,6人の建築家が参加しデザインガイドラインによって多様性と調和を目指したきめ細かいデザインコントロールが成された集合住宅地。従来型の「団地」を脱却して「街」をつくることが強く意識され,街区間をつなぐミニインフラと呼ばれる歩行者動線(ペデストリアンウェイ)がネットワークとして導入され,その動線沿いには現在で言う併用住宅,街並み参加型の住棟が配置された。デザインガイドラインでは,住棟の勾配屋根,壁面率や住棟の分節化(板状を避ける),屋根や外壁の素材と色彩,サイン,植栽などが規定され,個性ある特徴的な街区群とそれらの一体的調和が図られた。
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