日本統治時代に建設された酒造工場を改修して台湾の文化創造拠点として再生

台湾文創発展基金会 華山1914文化創意産業園区

No.1338

2025年02月08日更新

台湾台北市の中心部に立地する芸術・文化施設である。この建物は日本統治時代の1914(大正3)年に日本人が設立した芳醸株式会社の工場として建設された。1945(昭和20)年以降は中華民国台湾省タバコ酒類販売局として利用され、1987(昭和62)年に酒造機能を移転してからは放置されてしまう。そこに台湾のアーティストたちが展示スペースや劇場として使い始め、2003(平成15)年に行政院文化建設委員会に管轄が移管され本格的に芸術・文化のための施設として活用がスタートする。その後、歴史的建築物の修復、リノベーションが実施され、2005(平成17)年に「華山1914文化創意産業園区」として開園する。100年を超える歴史的文化財の再生と活性化の概念を組み合わせ、文化、創造、芸術、デザインをパッケージングする拠点となっている。

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