河川を塞いでいた高架道路を撤去してソウル市のランドマークとなるオープンスペースに再生

ソウル市 清渓川復元プロジェクト

No.0632

2025年05月02日更新

ソウル市内を東西に流れる清渓川(チョンゲチョン)を都市のオープンスペースとして再生するプロジェクトである。清渓川は、1960年代に都市開発等による水質汚染や朝鮮戦争の避難民のスラムが発生していたため暗渠化され、1971(昭和46)年に清渓高架道路が完成して完全に覆われていた。2000年代に入り、高密化した都市の中で人々が憩う場所が求められ、清渓川復元の機運が高まり、当時のソウル市長イ・ミョンパクによって復元プロジェクトが実施される。2005(平成17)年に高架道路が撤去され、2007(平成19)年にランドスケープアーキテクトMikyoung Kim Designが設計デザインを手がけたオープンスペースが造られる。「北朝鮮と韓国の再統一」をコンセプトに北朝鮮と韓国の8つの省から寄付された地元の石材を使用し、8つの水源点が造られ、光ファイバーによるライトアップが施されている。河川沿い約11㎞に多くの人々が訪れ、ソウル市のランドマークとなっている。

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