観光に向けたアクティビティの整備とマングローブが植生する干潟の保存を両立
City of Cairns Cairns Esplanade ケアンズ市 ケアンズ・エスプラネード
No.1397
2025年03月03日更新
オーストラリア・クイーンズランド州・ケアンズ市東岸のトリニティ湾に面する公園である。ケアンズ市の湾岸は遠浅で泥質の干潟であり、一帯がマングローブ林であったところを港湾都市として開発され発展していった。その後、主要産業が観光に変わり、湾岸再開発プロジェクトが実施され、その一環として2003年にケアンズ・エスプラネードが開設された。干潟の海は日中水が引いてしまうと泥が見えてしまい、景観が良くないという不満を解消するため、遊歩道を設けて改善された。その一方で、マングローブの植生を阻害しているとして、環境影響を問題とする再開発への抗議が起きている。そこで、ケアンズ市は 「Cairns City Centre Master Plan 2019」において観光と環境保全の両立を掲げ、マングローブ林を保存しつつ、観光資源として活用するように遊歩道の再整備が実施されている。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
兵庫県 いえ,にわ,となり,まち,みちとつながる居合わせの丘 社会福祉法人きらくえん きらくえんフィーカ須磨の丘No.2195
- #オープンな庭
- #ごちゃまぜのコミュニティ
- #デザイナーズ
- #リノベーション
- #地形を活かす
- #居場所づくり
- #普通の暮らし
- #最期まで生きる
-
兵庫県 阪神淡路大震災の被害を乗り越えた特養を個室ユニット型に改修 社会福祉法人きらくえん あしや喜楽苑No.2250
- #ストック活用
- #デザイナーズ
- #家庭的な環境
- #居場所づくり
- #高齢者支援
-
神奈川県 子どもたちや地域住民との「放課後リノベーション」を経た,足湯やみかんのある古民家 一般社団法人ユガラボ ゆがわらっことつくる多世代の居場所No.1898
- #ストック活用
- #みんなでつくる
- #参加型企画/設計/運営
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
- #役割づくり
- #木造・木質
- #生きがいづくり
- #研究
-
東京都 大内病院から退院した人たちの地域と社会を繋ぐ,いつでも誰でも帰れる“OUCHI” 平成医療福祉グループ OUCHINo.1834
- #インクルーシビティ/多様性/包摂性
- #デザイナーズ
- #ライフステージ支援
- #刺激のコントロール
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #普通の暮らし
- #民間・住民主導
- #脱・〇〇らしさ