ヨットの帆や貝殻を思わせるプレキャストコンクリートの白色のシェルがシドニー港のランドマークとなる舞台芸術の劇場ホール

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No.1289

2024年10月01日更新

シドニー港・ベネリングポイントの突端に立地するコンサート、オペラ、ミュージカルなどの舞台芸術が行われる劇場ホールである。1957年の国際コンペティションでデンマークの建築家ヨーン・ウツソンの設計案が選出され、約15年に及ぶ工期を経て1973年に開館した。プレキャストコンクリートのリブとパネルで構成されたシェル状の白色屋根が連続した外観は、ヨットの帆や貝殻を思わせ、シドニー港の水景の中でランドマークとなっている。劇場ホールの構成は、オーケストラの演奏会などが行われるコンサートホール、オペラが行われるジョーン・サザーランド劇場、ミュージカルや演劇などが行われるドラマシアター、プレイハウス、小規模な演奏会などが行われるスタジオシアターがある。また、建築形態と構造デザインの両方で人類の創造的才能を表現する傑作として認められ、1998年に政界遺産に認定されている。

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