展示室を10本の円錐形のコンクリート柱で持ち上げ、浮遊感のある外観と自由なピロティを実現した科学館

Stiftung phaeno phaeno Science Center フェーノ財団 フェーノ科学センター

No.1274

2024年10月01日更新

所在地 海外
事例の種類
4.教育・文化
博物館

ドイツのフォルクスワーゲンの企業城下町であるヴォルフスブルクに立地する科学館である。生命、視覚、エネルギー、ダイナミクス、直感、数学というメインテーマに分けられた科学技術に関する展示、体験が実施されている。建築家ザハ・ハディドが設計を行い、自己充填コンクリートや特別に開発されたガラスファサードなどの最先端の特殊建築材料を用いて4年間の建設期間を経て2005年に開館した。大きなワンルームの展示室は、階段・受付・イベントスペース等の機能を持たせた10本の円錐形の柱により持ち上げられ、浮遊感のある高架構造になっている。高架構造の下はピロティであり、フォルクスワーゲンのテーマパークであるアウトシュタットに繋がる通り道になっている。緩やかに起伏する人工の丘や谷、クレーターのような展示室の床、円錐形の柱が自由で流動的な空間を実現している。

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