ベルリンの壁にほど近い,旧西側エリアに位置し,米軍支援で作られた近隣センターをベースに発展した地域活動グループが作った小規模MGH

Nachbarschaftsheim Neukölln e.V Nachbarschaftstreff Schillerkiez 近隣集会所シラーキーツ @ベルリン,Mitte地区

No.2162

2025年03月20日更新

所在地 海外
事例の種類

ベルリンの壁にほど近い旧西エリアに位置する小規模な多世代の家。戦後,アメリカによる民主化運動によって設けられた公民館を軸とした地域活動が発展し,住民が集まれる場所が分散的に設けられている中の一つである。アメリカに拡がった後にヨーロッパ圏に再輸入されたセツルメント運動の系譜を受け継いだ活動である。Kiez(キーツ)とはベルリンの独特の表現で「界隈」や「ちまた」といった意味を持つ。ベルリンの中でも貧困層や移民が多く住む地域で識字率に関する社会課題を受け,精力的にドイツ語教室の活動を行う。多世代の家プロジェクト最小の2部屋で活動しており,かなり小規模な部屋で密度の高い活動を行っている。

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