ビジョンパークは診療から研究・治療、臨床応用・リハビリまで行い，公園のように様々な人が行き交う場として平成29年12月に神戸アイセンターの2階にオープンされた。医療や福祉、教育、就労などの情報が集まっており，分野や業界を超えて様々な情報へアクセスすることができる。また，利用者は眼科を訪れる患者やその家族だけでなく，一般の方や医療，福祉など様々な分野の方が利用することができる。平面構成は大きく分けて，リーディングエリア，リラクゼーションエリア，キッチンエリア，アクティブエリア，シュミレーションエリアの計5つに分かれており，各エリアは家具や段差，素材，色などによって仕切られている。視覚に障害のある人の方が楽しめる空間を目指し，視覚に頼らずに空間を認知できるよう，硬さの異なる床材を配置したり，家具のサイズを調整したりといった工夫が施されている。