歴史的なロスチャイルド宮殿と隣接するモダンな新館が異文化の対立からの解放を表現するユダヤ文化の博物館

Stadt Frankfurt am Main Jüdisches Museum Frankfurt フランクフルト・アム・マイン市 フランクフルト・ユダヤ博物館

No.2104

2024年10月01日更新

所在地 海外
事例の種類
4.教育・文化
博物館

ドイツ・フランクフルトのマイン川周辺に点在する博物館・美術館群の一帯に指定される地域「Museumsufer」に立地するユダヤ文化の博物館である。ユダヤ人によるフランクフルトの文化的・経済的発展の貢献とアンネ・フランクの家族についての洞察を展示している。建物は、1821年に建設されたロスチャイルド男爵の宮殿と、2020年に増築された新館で構成される。宮殿部分は1895年にロスチャイルド男爵が亡くなった後、公共図書館として利用され、1988年からユダヤ博物館として再建して建物の保存・活用が行われてきた。2020年の改修の際に宮殿部分と同規模の新館を増築することによって博物館の面積が2倍となり、メインエントランス、イベントホール、フードデリ、ショップ、クロークが新設されている。歴史的な宮殿とモダンなデザインの新館との共存が、ユダヤ文化と異文化との対立から解放されることを願ってデザインされている。

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