接地階を「保育」フロア、上階を「高齢者生活」フロアとした幼老一体の建物が庭の桜を囲む

社会福祉法人福翠会 杉並たかいどいちご保育園 グループホームたかいどの里

No.2073

2024年05月07日更新

東京都杉並区高井戸の住宅地に立地し、2018(平成30)年に開設した杉並たかいどいちご保育園とグループホームたかいどの里が複合する施設である。財務省官舎用地であった計画敷地のオオシマザクラの古木を活かすことからこのプロジェクトが始まり、接地階を保育フロア、上階を高齢者生活フロアとし、それぞれが桜の木とテラスを囲み、庭を共有している。保育園フロアは0~1歳児室及び2歳児室を独立して設け、3~5歳児室はパネルや家具などで模様替えが容易なオープンフロアとしている。高齢者生活フロアは認知症対応型共同生活介護として各9室の居室からなる2ユニットが用意され、内側のルーフテラスに面してそれぞれの共同生活室(LDK)を設け、オープンキッチンの背面に2ユニット共用のスタッフ室を配置している。各施設出入り口やサービス動線は西側(前面道路側)に集約し、地域交流スペースにもアクセスが可能である。桜のある庭を介してこどもと高齢者が交流し、見守り合うことで、こどもの安全・安心や高齢者の生きがいづくりなど、幼老が一体となった施設づくりが行われている。

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