近代建築「京都会館」の価値を継承しつつ、日常的に使われる機能を導入して再整備

京都市 ロームシアター京都

No.2107

2024年04月15日更新

約2000席のメインホールなどの多目的ホール、ブック&カフェ、レストランを備えるパークプラザ、野外スペースとして活用できるローム・スクエアなど、文化活動に加え、人々の憩いの場として多様なニーズに対応する公立文化施設である。1960(昭和35)年に建築家前川國男の設計によって造られた公立文化ホール「京都会館」が開館から50年あまり経ち、施設の老朽化や利用者のニーズに応えられなくなってきたことから再整備が実施され、2016(平成28)年に開館する。香山壽夫建築研究所が再整備の設計を手掛け、既存の建物を活かすことを基本として、日常的な利用ができるよう物販や飲食の店舗が導入される。老朽化した部分の補修だけでなく、新しい価値を古い価値の上に重ねた保存再生が行われている。

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