「価値ある労働」を介して社会をつなぐ仕組みとしての多世代の家

MGH アヴォテック・ズュートシュタット(ニュルンベルク) AWOthek in der Südstadt

No.1993

2023年10月07日更新

所在地 海外
事例の種類
9.複合・共生・連携の拠点
複合・共生

ニュルンベルク駅の南に立地する労働者福祉地区協会Arbeiterwohlfahrt Kreisverbandの集会所(Südstadtは「南町」の意味)。AWOは労働者福祉団体Arbeiterwohlfahrtの略称。〜thekは「〜の場所」のニュアンスで,AWOが実践活動を行う場所,の意味で名づけられている。的私的建造物である新聞社所有のビルに,AWO関係のいくつかの団体やクリニックなどがテナントとして入っている。提供するサービス内容は,会議センター,移民支援(「統合」の語で表現される),教育,文化,趣味や生きがいなど幅広い分野に及ぶ。ここでは,「価値ある労働」としてのボランティア活動を重視し,これを通して近隣住民や多様な属性の人々の繋がりや社会参加を促進する。移民がドイツ社会になじみ,定着するためには就労が必要であるが,MGHのような公共性を持つ場所でのボランティア活動は就労に役立つコネクションや,労働経験(履歴)の蓄積につながる。

ハッシュタグが似ている
事例があります

注意・お願い

!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。

!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。

詳細はこのサイトについてをご覧ください。

最近の投稿

すべての事例一覧

情報をご提供ください

情報の充実や相互の研鑚を⽬指すため類似事例や追加訂正情報のご提供を常時募集しています。

なお、個々の事例に関するお問い合わせはサイト運営事務局では承れません。

お問い合わせ