山々の穏やかな曲線に対して壁面を内側に傾け台形とした山型にすることで自然と呼応した国際会議場
公益財団法人国立京都国際会館 国立京都国際会館
No.1921
2023年10月28日更新
「国連総会議場のような国際会議のための建築を日本にも造ろう」という構想のもと1963(昭和38)年に国の公開コンペが行われ、建築家大谷幸夫の案が選ばれ、1966(昭和41)年に日本初の国立会議施設として開設された。台形・逆台形の空間の組合せで形づくる建築的形質は、周辺の山々の穏やかな曲線に対して大会議場のスケールが大きく、山肌に迫っていた議場の壁面を内側に傾け台形とすることで必要平面積を確保しながら建物のボリュームを削り、周辺の山々を圧迫することを緩和しようとしている。また、大会議場は様々な意見を持った人々が集まる場として、ステージと客席の間に階段を設けて行き来することを可能としており、情報を発信する側と受ける側が一体化され、都市の広場と同じような性格を持たせようと考えられている。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
兵庫県 いえ,にわ,となり,まち,みちとつながる居合わせの丘 社会福祉法人きらくえん きらくえんフィーカ須磨の丘No.2195
- #オープンな庭
- #ごちゃまぜのコミュニティ
- #デザイナーズ
- #リノベーション
- #地形を活かす
- #居場所づくり
- #普通の暮らし
- #最期まで生きる
-
兵庫県 阪神淡路大震災の被害を乗り越えた特養を個室ユニット型に改修 社会福祉法人きらくえん あしや喜楽苑No.2250
- #ストック活用
- #デザイナーズ
- #家庭的な環境
- #居場所づくり
- #高齢者支援
-
神奈川県 子どもたちや地域住民との「放課後リノベーション」を経た,足湯やみかんのある古民家 一般社団法人ユガラボ ゆがわらっことつくる多世代の居場所No.1898
- #ストック活用
- #みんなでつくる
- #参加型企画/設計/運営
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
- #役割づくり
- #木造・木質
- #生きがいづくり
- #研究
-
東京都 大内病院から退院した人たちの地域と社会を繋ぐ,いつでも誰でも帰れる“OUCHI” 平成医療福祉グループ OUCHINo.1834
- #インクルーシビティ/多様性/包摂性
- #デザイナーズ
- #ライフステージ支援
- #刺激のコントロール
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #普通の暮らし
- #民間・住民主導
- #脱・〇〇らしさ