歴史的建造物の動態保存と,古民家を活かした保育所づくり
座談会 「既存建物から転用した福祉施設における地域資源の利活用の効果 —小俣幼児生活團・陽だまり保育園を事例として」
No.1595
2021年08月27日更新
所在地 | 栃木県 |
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事例の種類 |
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本座談会では,伝統的な民家を保育施設として活用している小俣幼児生活団(栃木県足利市小俣町) と陽だまり保育園(栃木県高根沢町) を事例に取り上げる。小俣幼児生活團は登録文化財の大川家住宅を保育施設として活用する例である。また,陽だまり保育園は,民家の転用材を用いたきわめてユニークな取り組み例である。二例は,地域の文化資源および歴史的建造物が,地域施設の計画と運営にあたりどのような貢献ができるのかを検討する格好の題材となる。大規模な民家を文化財として維持しながら保育施設として活用した例,解体した民家の古材を可能な限り使いながらぬくもりのある保育施設とした例とアプローチは若干異なるものの,多種多様かつ大量の近代建築をいかに継承していくかという差し迫った問題と,地域施設の多様な発展のあり方を連動させて考えるという意味で大いに学術的意義もある。
そこで本座談会では,民家を保育施設に転用する際の,建築計画や技術的,制度的課題をめぐって,保育施設の現場,計画の実践者,建築の専門家による地域資源の利活用マネジメントについて意見交換を行いたい。
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