精神障害等を抱えた当事者の,ケア・生活・就労の地域活動拠点

社会福祉法人浦河べてるの家

No.1589

2021年08月02日更新

 1984年に北海道浦河町に設立された,精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点。福祉用品・機器などの販売やレンタルを行う福祉ショップべてる,社会福祉法人浦河べてるの家(グループホームや共同住居),NPO法人セルフサポートセンター浦河などの活動を行う。地域で暮らす100名以上の当事者(メンバー)にとっては,生活・就労・ケアというという3つの共同体の性格をもつ。一人暮らしや家族と暮らしているメンバーもいる。べてるでは,「当事者研究」活動が盛んである。弱さを認め,表現を重んじる「弱さの自己開示」によって絆を深め,「悩みや苦労」を当事者自身のものとして主体化し,様々な問題を「具体的な暮らしの悩み」として現実化していくことを文化としている。

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