■ 子育て支援を通して地域に助け合いの輪を築く

特別非営利活動法人たすけあいの会ぽれぽれ 多摩市ファミリーサポートセンター

No.0137

2022年11月07日更新

赤ちゃんからお年寄りまでの生活支援を目的に活動を行っており,多摩市のファミリーサポートセンター事業を受託している.この事業は,サポートを必要とする家庭と,サポートをしたい家庭の間をとりもつ事業で,主には保育所や学童クラブの送迎などの支援のマネジメントを行っている.実際の利用状況を見ると,なんらかの障碍をもつこどもの支援が多分に含まれるとのことで,障碍児の療育についての行政サポートが十分ではない状況を認識しているという.この法人ではこうした,行政の手が届いていないニーズを丁寧にサポートしていくことを活動の根幹にもっている.また法人の独自事業として障碍児者や支援が必要な家庭の援助事業も行っており,複数のサービス提供方法をもつことで,それぞれの利用者に適切なサービスを届けている.
 多摩ニュータウンでは道路や公園,施設などのまちの物理的な基盤は充分に整っているが,人と人との関係は行政や公団によるお仕着せではなく,住人たち自らがつくっていかなくてはならないという理念のもと,法人はそのような人の輪をつくる手助けをしたいという.たすけあいの会という法人の名称は,まちに住む人々が互いに心から向き合い,「おたがいさま」の気持ちで互いに支え合えるまちをつくりたいという思いによるものだろう.

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