鉄道と河川による市街地の分断を高架化によって解消し、まるで樹木が立ち並ぶようなデザインの駅舎を建設
北海道旅客鉄道株式会社 旭川駅
No.1035
2023年07月15日更新
1992(平成4)年から「北彩都あさひかわ整備計画」によって駅周辺の土地区画整理や鉄道高架事業,駅を挟んだ南北動線の整備といった旭川駅周辺のまちづくりが行われ、計画の一環として駅舎が建替えられる。旭川駅周辺の市街地は、鉄道とその横を流れる河川によって南北に分断されており、鉄道の高架化と橋の新設を行うことでまちを再び繋ぎ合わせるというコンセプトで計画が進められる。この計画の核となる旭川駅新駅舎は内藤廣の設計で2011年に完成し、1階部分に南北を貫通する自由通路が設けられ、市街地の中継役となっている。幅180m、奥行60mの大屋根が高架上に掛けられ、全面がガラスカーテンウォールであり、ホームからは横を流れる河川や旭川の街並みを一望でき、外からはプラットホーム階にある樹状の四叉柱や1階の板壁が透け、樹木が立ち並ぶようなデザインを見ることができる。
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