山裾の雑木林に囲まれ、地形を活かした木質の建物や遊具で高齢者に見守られながら子どもがのびのびと遊ぶ幼稚園

学校法人吉田学園 愛知たいよう幼稚園・自然幼稚園(もりのようちえん)

No.1017

2023年12月16日更新

所在地 愛知県
事例の種類
1.こども・子育て支援
幼稚園

長久手市の住宅地に広がる雑木林のなかで社会福祉法人愛知たいようの杜が運営するゴジカラ村に立地するふたつの幼稚園である。「自然の中で自然を相手に思いきり遊ぶ」をコンセプトに、山裾の地形を活かした木質の園舎や遊具で自然と気候風土に根ざした文化体験を通して子どもたち一人ひとりの個性や興味関心を育てていく。愛知たいよう幼稚園が年齢でクラスを分ける横割り保育の形態であり、自然幼稚園(もりのようちえん)がさまざまな年齢の子どもを一緒に保育する縦割り保育の形態であり、利用者はふたつの保育形態から選ぶことができる。また、幼稚園に隣接して移築された築200年の古民家では、地域の高齢者が集い、幼稚園の子どもたちを見守りながら、古民家の生活や動物の世話の仕方など、自然との共存を教えている。幼稚園の先生の負担軽減と高齢者の生きがい支援が同時に行われ、子どもと高齢者が共生するコミュニティづくりが実践されている。

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