近代産業遺構を集会所や広場に活用して住民のアイデンティティを育む
京都市東大路高野住宅
No.0991
2022年05月25日更新
明治41年(1908年)に鐘紡京都工場として開業、昭和50年(1978年)に閉鎖した後、昭和53年(1978年)に川崎清氏の設計で公団住宅団地として再生される。一部の建物や工作物、樹木等が保全され、ボイラー室を住宅の集会所や広場として活用し、豊かな緑が残されている。これらの遺構が団地の特徴となり、住民の憩いの場として愛着を持って管理されている。現在では住宅のリノベーション等の再生が進められている。
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