孤独な生活を強いられる乳幼児がともに寄り添い合って暮らす家「乳児院」
社会福祉法人 豊心会 すみれ乳児院
No.0989
2024年11月26日更新
㈲アトリエ慶野(けいの)正司(しょうじ)一級建築士事務所によって設計された木造2階建ての園舎は,2018年に医療福祉建築賞を受賞している。戸建て住宅街に建つ施設として全体を住宅スケールの建物の集合体とすることで,施設の特別感を和らげ周辺の街景観との調和が図られている。小さな建物の連なる外観や入れ子状家型の内部構成にすることで,施設ではなく「家」としての意識を高め,乳幼児の生活スケールに沿った個性の異なる小さな空間を繋げる構成とし,こどもたちの自立性や協調性を育む住環境づくりに努めた。さらに,南東コーナーに面した交流ホールは,地域に開放した多目的用途の場として地域の高齢者やこどもたちにも利用されている。
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