第二次世界大戦の戦火に耐え抜いた,歴史的に貴重な官庁建築物
大牟田市庁舎
No.0884
2023年11月07日更新
1933年に火災で焼失した旧庁舎と同じ敷地に1936年3月に竣工。
「近世式鉄筋コンクリート四階建」と呼ばれる建築様式で、中央に塔屋4階を配し、優美でモダンな建物として、建設当時は官公庁に広く用いられたが,現在では非常に珍しい建造物になっている。
大牟田市の都心部のほとんどが焦土化した第二次世界大戦の戦火にも耐え抜いた貴重な建造物であり,戦時中使用された,高射銃の台座,防空監視用のコンクリート製哨,防火用水槽などが今も残されている。
2005年に登録有形文化財建造物に登録。
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