高低差のある地形を活かして造られた病院を段階的に増築・改修を行い、新旧施設の調和を図る
Jorvin sairaala Jorvs sjukhus ヨルヴィ病院
No.0840
2023年10月05日更新
ヘルシンキに隣接するエスポーに1972 年に開設した病院である。ヘルシンキ・ウーシマー病院地区の24の自治体による共同機関によりヘルシンキ大学病院の一部として運営されている。敷地の高低差を利用した地下2階、地上7階の建物が中庭を介して3つのボリュームに分けられている。2016年に救急部門が新設され、2017年に病院の駐車場部分に高齢者向けの機能に特化したエスポー病院が開設するとともに、段階的に既存施設の改修が進められている。新設された救急部門の外装は、グリーン系の金属パネルとセラミックプリントされたガラスで覆われ、現代的なデザインで先進性を表しつつ、既存建物との調和が意識されたデザインとしている。増改築を繰り返し、新旧異なる顔を併せ持つ病院である。
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