医療の発達や周辺地域の変化に応じてサナトリウム、病院、子どものリハビリ施設にその機能を変化させてきたアアルト設計の療養所
Paimion parantola パイミオのサナトリウム
No.0839
2023年10月04日更新
所在地 | 海外 |
---|---|
事例の種類 |
|
1929年にアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトによって設計され、1933年に結核療養所(サナトリウム)として完成する。当時、結核に対して効果的な薬がなかった時代であり、新鮮な空気と太陽光の下で過ごす大気安静療法が勧められていたため,旧首都のトゥルク(Turku)から数十キロ離れた森林地帯に立地している。病棟の屋上に設けられたサンバルコニーや廊下、食堂など充分な太陽光が建物内に入るように大きな開口が設けられている。その後、結核の薬が開発され治療方法が変化すると、1950年代に一般病棟に、1970年代に総合病院へと機能を変化させていく。2010年にトゥルク市街に病院が開設してからはその機能を移転させ、静かな環境と明るい病棟を活かして2014年から障害を持つ子どもと家族のためのリハビリ施設として利用されている。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
千葉県
お寺のように開放的な木造園舎と豊かに設えられた園庭で主体的に生活を創る保育園
社会福祉法人わこう村 和光保育園No.0748
- #アート・文化
- #まち・ひと・しごと創生
- #まちに出て行く
- #みんなでつくる
- #ものづくり
- #わかりやすさ
- #五感を刺激する
- #個別支援
- #地域包括ケア
- #子育て支援
- #家庭的な環境
- #居住支援
- #居場所づくり
- #木造・木質
- #環境づくり
- #草木や花を育てる
- #食育
-
東京都
ガラスで囲まれたコンクリートキューブ!用途未定の現代のパンテオン
紀尾井清堂No.2101
- #アート・文化
- #デザイナーズ
- #木造・木質
- #眺望・採光
- #自由度の高い空間
-
東京都
いつも新しい出会いや体験が生まれる、「広場」のような街
麻布台ヒルズNo.2100
- #アート・文化
- #デザイナーズ
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #ランドマーク
- #働きやすさ
- #地形を活かす
- #変化と多様性
- #情報発信
- #研究
- #社会と技術のイノベーション
- #草木や花を育てる
- #連続する空間
-
東京都
ガラスに囲まれた明るく開放的な「森の中の美術館」
国立美術館(六本木)No.2097
- #アート・文化
- #デザイナーズ
- #情報発信
- #眺望・採光
- #防災・減災