堅牢に造られた倉庫の構造を利用してガラスのコンサートホールがそびえ立つハンブルクの新たなランドマーク

Freie und Hansestadt Hamburg Elbphilharmonie Hamburg 自由ハンザ都市ハンブルク エルプフィルハーモニー・ハンブルク

No.1327

2025年05月02日更新

港湾商業都市として発展してきたハンブルクのエルベ川に面した旧倉庫群の一角に造られたNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の本拠地となるコンサートホールである。施設は、フィルハーモニーホール、室内楽ホールをメイン機能としつつ、レストラン、アパートメント、ホテルが併設する複合施設である。スイスの建築設計事務所ヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)が設計デザインを行い、永田音響設計がホール全体の音響を担当している。1966年に建設された倉庫群を再開発するプロジェクトとして2002年にスタートし、14年の歳月をかけて、2016年に完成一般公開された。重量のあるカカオ豆を貯蔵するため、堅牢・頑丈に造られた倉庫の構造を活用し、倉庫の上に新しいガラスの建物が置かれたようなデザインになっている。古風なレンガのファサードが周囲の旧倉庫群と調和しつつ、空や周囲の風景を反射するガラスのファサードがそびえ立ち、ハンブルクのランドマークとなって新たなスカイラインを形成している。

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