東西で分断されていたターミナル駅を統合し、首都ベルリンの鉄道網再生の礎となる
Deutsche Bahn Berlin Hauptbahnhof ドイツ鉄道 ベルリン中央駅
No.1323
2025年03月31日更新
ベルリンの中心部であるミッテ区に立地するドイツ鉄道のターミナル駅である。東西冷戦下で二つに分かれていたターミナル駅を統合するため、1950年代に取り壊された旧レールテ駅(Lehrter Bahnhof)の跡地に新ターミナル駅を建設し、サッカーワールドカップ・ドイツ大会開催に合わせて2006年にオープンした。設計は建築事務所ゲルカン・マルク・アンド・パートナーズ(Gerkan、Marg and Partners)の建築家マインハルト・フォン・ゲルカン(Meinhard von Gerkan)が行った。東西に走るライトレールのガラス張りのホールと南北に走る長距離鉄道の駅ホールが交差し、十字架をモチーフとした配置になっている。アーチ型の大屋根の内部に鉄道交通、ショッピングアーケード、オフィスが複合し、天井に大きな開口部を設けて日光をすべてのレベルに到達させている。駅舎の形態がドイツの首都ベルリンの統合を象徴し、鉄道網再生の礎となっている。
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