元百貨店のグランドレベルを改修し、半分を商業、半分をパブリックスペースとして再生

福山電業株式会社 iti SETOUCHI

No.2178

2025年03月03日更新

広島県福山市の福山駅前に立地する元百貨店を改修して開業した複合商業施設である。この建物は福山そごうとして1992(平成4)年に建てられ、そごう撤退後に福山市が土地・建物を取得し、商業と公共との複合施設として運営委託していたが、2020(令和2)年に老朽化のため閉店していた。市は駅前再生プロジェクトに着手しており、このエリアの核となる施設を何年も閉鎖しておくわけにはいかず、建物グランドレベルのみを改修する再生案を採用し、実験的に7年間の短期貸付を行った。加えて、公募のスキームとしてパブリックスペースを5割以上取ることが設けられている。この改修の設計は株式会社Open Aが行い、「つねに未完成、まちとともに成長していく施設」をコンセプトに、マーケットとワークのためのスペースが設けられ、外壁を取り払った開放的なオープンスペースや建物を貫通する公開空地など、利用者が使いこなしていく余白がデザインされている。

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