観光に向けたアクティビティの整備とマングローブが植生する干潟の保存を両立

City of Cairns Cairns Esplanade ケアンズ市 ケアンズ・エスプラネード

No.1397

2025年03月03日更新

所在地 海外
事例の種類
0.交通・公園・商業・その他
公園・緑地

オーストラリア・クイーンズランド州・ケアンズ市東岸のトリニティ湾に面する公園である。ケアンズ市の湾岸は遠浅で泥質の干潟であり、一帯がマングローブ林であったところを港湾都市として開発され発展していった。その後、主要産業が観光に変わり、湾岸再開発プロジェクトが実施され、その一環として2003年にケアンズ・エスプラネードが開設された。干潟の海は日中水が引いてしまうと泥が見えてしまい、景観が良くないという不満を解消するため、遊歩道を設けて改善された。その一方で、マングローブの植生を阻害しているとして、環境影響を問題とする再開発への抗議が起きている。そこで、ケアンズ市は 「Cairns City Centre Master Plan 2019」において観光と環境保全の両立を掲げ、マングローブ林を保存しつつ、観光資源として活用するように遊歩道の再整備が実施されている。

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