石炭輸送のために敷設された鉄道が集落の中心を通り、古い街並みの間近を列車が通り抜ける様子が観光資源となる

新北市 十份老街

No.1336

2025年02月08日更新

所在地 海外
事例の種類
8.コミュニティ・まちづくり・集いの拠点
まちなみ・景観

台湾北部の新北市平渓区で最も早く開発された最大の集落である。日本統治時代に発展し、炭田である菁桐坑の開発・採掘のため1921(大正10)年に台陽鉱業が敷設した鉄道支線・平渓線の鉄道が集落の中心部を通っている。石炭の採掘業が盛んだった時代に繁栄した建物の名残が感じられるノスタルジックな街並みが広がる。商店街が線路を跨ぐように形成されており、古い商店の街並みを間近に通り過ぎる列車の様子が名物になっている。炭鉱が閉鎖された後は、平渓線を周辺の景勝地と共に観光列車として活用し、台湾を訪れる海外の観光客にとって線路沿いを散策することが欠かせない名所に発展してきた。映画やドラマなどの撮影地として利用されるなど、ノスタルジックな街並みと平渓線の列車を観光資源として活用し、炭鉱から観光に変貌を遂げた街である。

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