クィーンズランド州ブリスベン市のセントラル・ビジネス・ディストリクト（CBD）の中心を通るストリートである。ビジネス街や官庁街、市立植物園に接続するブリスベン市のメインストリートとして、多くの通勤者や来訪者が通る。その通りをブリスベン・メトロとクロス・リバー・レールがブリスベン市議会と協力して公共交通の地下化するとともに、地上部を歩行者専用の通りとするリニューアルプロジェクトが進行している。メアリー・ストリートとの交差点の地下にアルバート・ストリート駅が建設され、その地上部は駅の入口としてオフィスと商業の多目的ビル「101アルバート・ストリート」などを一体的に再開発が実施される計画である。歩行者専用の通りには、ビルから伸びる庇が日陰をつくり、ブリスベンの亜熱帯気候を利用するように都市緑化が行われ、通り全体で開放的な緑の景観を創出する。