ポツダム広場に造られたガラスのビル群とそれを覆う楕円形の大屋根がベルリンの復興の象徴的な空間となる

Oxford Properties Norges Bank Investment Management Das Center am Potsdamer Platz オックスフォード・プロパティ ノルウェー銀行インベストメント・マネジメント ポツダム広場センター

No.1300

2025年03月03日更新

ベルリン・ミッテ地区のポツダム広場に建設されたオフィス、住宅、映画館、小売店舗などの複合施設である。ソニーヨーロッパ本社がスポンサーとなり、建築家ヘルムト・ヤーン(Helmut Jahn)の設計で2000年にオープンする。約6ヘクタールの街区形状に合わせて7つの建物が建設され、中央部の広場に布製パネルで楕円形状の大屋根が架けられている。住宅棟にはホテルエスプラネードの遺構があり、計画当初に道路拡幅のため撤去予定であったものを戦争の遺構として保存することが決定され、エアクッションによる75mの曳家を行い、センターの建物内に再建され、ガラスのファサードで保護された状態で展示されている。また、エンターテインメント棟には映画やテレビの博物館「フィルムハウス(Filmhaus)」が建設され、映画上映やイベント開催などが実施され、エンターテインメントや文化機能を提供している。周辺の伝統的な街並みに対して内部に現代的で都市的な新しいフォーラムを形成することで、戦争や東西分裂から復興した象徴的な空間となっている。

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