高速道路で歩行者を制限していたウォーターフロントを歩行者に向けた公園に再生

City of Portland Governor Tom McCall Waterfront Park ポートランド市 トム・マッコール・ウォーターフロント・パーク

No.2147

2024年10月29日更新

所在地 海外
事例の種類
0.交通・公園・商業・その他
公園・緑地

ポートランド市のダウンタウン・ウィラメット川沿いに立地する市立公園である。公園のランドマークとして、サーモン・ストリート・スプリングスの噴水や戦艦オレゴンの記念館、日系アメリカ人歴史プラザなどがあり、歩行者のためのウォーターフロントとして36エーカーの広さを有している。この公園一帯は、1920年代にウィラメット川の氾濫からダウンタウンを守るために堤防が建設されていた。そこに1940年代には高速道路が建設され、歩行者の河川へのアクセスが制限される。これを問題としたオレゴン州知事トム・マッコールが1968年に高速道路の撤去運動を起こし、1978年に歩行者のための公園に再生させた。この功績を称え、1984年に公園の名称をトム・マッコール・ウォーターフロント・パークに改称している。公園を中心として周辺地域を含めたマスタープランが策定され、公園に隣接した開発によってマリーナ、コンドミニアム、ホテル、レストラン、オフィスビルが建設されている。

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