毛利家の庭園跡に造られた公園が一体的な再開発によってアートな公園に生まれ変わる
港区立檜町公園
No.2133
2024年08月27日更新
東京都港区赤坂に立地する近隣公園である。檜が多いことから「檜屋敷」と異名をとった萩藩・毛利家の麻布下屋敷一帯に防衛庁が設置され、庭園部分を都立公園として1963(昭和38)年に開園する。1968(昭和45)年には港区に移管される。2000(平成12)年には隣接していた防衛庁が市谷に転出し、その跡地の再開発と一体的に公園の整備が実施される。2007(平成19)年に東京ミッドタウンと共にオープンした。東京ミッドタウンでは清水敏男、ジャン=ユベール・マルタンの二名のアートディレクターが建物内やオープンスペース、公園に、世界で活躍するアーティストの作品を設置するアートワークを行っている。檜町公園にはアートと遊具が融合した作品として、高須賀 昌志の「KAIJIN うみのかみさま」(プレイジム)、「FUJIN かぜのかみさま」(ブランコ)、「SANJIN やまのかみさま」(すべり台)が設置されている。江戸時代の下屋敷の庭園を保全しつつ、再開発によって創出されたオープンスペースと共に一体的なデザイン、アートワークが実施されている。
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