作家・司馬遼太郎の功績を伝えるため、執筆活動を行っていた書斎を当時のまま保存し、新たに展示室を増設した博物館
公益財団法人司馬遼太郎記念財団 司馬遼太郎記念館
No.1925
2023年11月06日更新
大阪府東大阪市下小阪で執筆活動を行っていた作家・司馬遼太郎の自宅敷地を改修して建築家安藤忠雄が設計を行った展示室を増設し、2001(平成13)年に開館した大阪府登録の博物館である。増設された展示室は、ゆるやかな曲線を描くシンプルな構成をしたコンクリート打ち放しの建物であり、高さ11メートル3層吹き抜けの大書架に約2万冊の蔵書が納められている。展示室の周りには司馬遼太郎が好んだ雑木林風の庭がつくられ、庭の小径から窓越しに保存された司馬遼太郎の書斎を見ることができる。住宅街の一画にあることから、外観や庭が周辺の環境に調和するよう配慮され、その内部において「蔵書で囲われて、闇に包み込まれたような、かすかな光の空間のイメージ」をコンセプトとして設計されている。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
岡山県
土地の自然条件に基づいた固有の軸線から季節や気候により様々な表情の変化を体験できる美術館。
なぎMOCA(現代美術館)No.1163
- #アート・文化
- #まちなか活性化
- #ものづくり
- #わかりやすさ
- #五感を刺激する
-
栃木県
JR宇都宮駅と隣接する芳賀市の計14.6キロの区間を結ぶ,国内で75年ぶりに開業した新しい路面電車。
宇都宮LRTNo.2096
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #まちに出て行く
- #人口対流
- #地形を活かす
- #買い物支援
-
富山県
空き家から「つどう・つくる・つなぐ」場所へ,城下町のちいさな商店街。
サカサカNo.2138
- #アート・文化
- #つくりすぎない・壊しすぎない
- #リノベーション
- #人口対流
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
-
高知県
地元の木材を利用した「学びの場×憩の場」となる人を包み込む樹冠。
雲の上の図書館No.2115
- #アート・文化
- #デザイナーズ
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #まちに出て行く
- #人口対流
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
- #普通の暮らし