老朽化した部分を改修することで、ネオ・ルネッサンス様式の本館を表出させ、バスタブ型の増床部を接続させる
Stedelijk Museum Amsterdam アムステルダム市立美術館
No.1062
2023年11月13日更新
オランダのアムステルダムにある近現代美術を対象として収蔵、展示を行う美術館である。1874年に美術館が設立され、1895年に開館した建物はアドリアン・ヴィレム・ヴァイスマンによってネオ・ルネッサンス様式で設計され、赤レンガに白い砂岩の帯がめぐり、頂部にピラミッドのような形の小塔を冠している。1945年から1954年にかけて展示面積を2倍に増やす改修工事が行われる。その後、建物の老朽化を理由に2003年から2012年にかけて再度の改修が行われている。この改修では、当初の美術館の姿に復元して表出させることに加え、ベンサム・クローウェルが意匠設計を行ったバスタブ型の新たな増床部が接続されている。本来の姿に戻った本館とバスタブの形状をした特徴的な増床部が対比され、相互に強調するようにデザインされている。
ハッシュタグが似ている
事例があります
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
岡山県
土地の自然条件に基づいた固有の軸線から季節や気候により様々な表情の変化を体験できる美術館。
なぎMOCA(現代美術館)No.1163
- #アート・文化
- #まちなか活性化
- #ものづくり
- #わかりやすさ
- #五感を刺激する
-
栃木県
JR宇都宮駅と隣接する芳賀市の計14.6キロの区間を結ぶ,国内で75年ぶりに開業した新しい路面電車。
宇都宮LRTNo.2096
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #まちに出て行く
- #人口対流
- #地形を活かす
- #買い物支援
-
富山県
空き家から「つどう・つくる・つなぐ」場所へ,城下町のちいさな商店街。
サカサカNo.2138
- #アート・文化
- #つくりすぎない・壊しすぎない
- #リノベーション
- #人口対流
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
-
高知県
地元の木材を利用した「学びの場×憩の場」となる人を包み込む樹冠。
雲の上の図書館No.2115
- #アート・文化
- #デザイナーズ
- #にぎわいづくり
- #まちなか活性化
- #まちに出て行く
- #人口対流
- #地域とのつながり
- #地域資源の活用・連携
- #居場所づくり
- #普通の暮らし