駅近の集合住宅群に囲まれた敷地,かつてスーパーだった建物の改修による多世代の家

MGH シラーハウス SchillerHaus

No.2000

2024年07月24日更新

異文化や多世代をつなぐ,地区の中心となる場所として,2019年3月にレーダーマルク・ウルベラハRödermark-Urberach駅近くのゼーヴァルト地域に市営にてオープンし、2021年1月から「多世代の家Mehrgenerationenhaus」プログラムに登録され補助を受けている。シラーハウスの名前は,改修に際して寄付を行ったF. Schillerフリードリヒ・シラー氏にちなむ。家族、子供、若者、女性、高齢者、移民や難民を含むすべての年齢層と国籍の地区住民を対象に幅広い活動、教育、文化の機会を提供している。活動には近隣のマネージャー、多世代住宅プロジェクトのコーディネーター、協力パートナー、ボランティアが参加している。協会や個人のイベント、会議、祝賀会に場所の貸し出しも行っている。地区のカウンセリングおよび情報センターの役割も担い,定期的に開催される社会カウンセリングセッションは、女性、移民、若者、およびレーダーマルクやその周辺のすべての住民を対象としている。ここでは,課題に対して「解決」そのものを提供するのではなく,課題をもつ人々が「集まる場所」を提供することで,相互の関係性の元に課題が見いだされたり,解決したりすることを手助けしている。

詳細レポートPDF
(全1件)

  • 24_ドイツMGH04_下平真由・米ケ田里奈・松原茂樹_フランクフルトの多世代の家

注意・お願い

!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。

!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。

詳細はこのサイトについてをご覧ください。

最近の投稿

すべての事例一覧

情報をご提供ください

情報の充実や相互の研鑚を⽬指すため類似事例や追加訂正情報のご提供を常時募集しています。

なお、個々の事例に関するお問い合わせはサイト運営事務局では承れません。

お問い合わせ