名画を忠実に再現した陶板画を自然の風、光、水の中で鑑賞することができる庭園
京都府立陶板名画の庭
No.1922
2023年10月28日更新
1990(平成2)年の国際花と緑の博覧会で展示されていた陶板画を京都府が寄贈を受け、建築家安藤忠雄の設計で1994(平成6)年に開設された世界初の絵画庭園である。陶板画の特徴は、原画を撮影したポジフィルムを元に陶製の板に転写しており、陶器という性質上、変色や腐食が発生しない耐久性に優れていることから、屋外での展示を可能としていることである。その特徴を生かし、屋外の壁面や水面に陶板画を設置し、大小の滝や池による水辺と併せて昼光のなかでの絵画鑑賞を可能にしている。鑑賞者は地下2階まで掘り下げられた空間を3層回廊式のゆるやかなスロープで巡り、水のきらめきや滝の音がするなかで、見る場所や視点によって多彩に変化する名画を鑑賞することができる。
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