尾道市の景観への調和を目指し、山々のスカイラインから突出することを避けた細く軽い橋梁型展望台

尾道市千光寺公園　千光寺頂上展望台　PEAK

No.1806

2024年02月20日更新

所在地 広島県
事例の種類
0.交通・公園・商業・その他
公園・緑地

尾道市の千光寺山の山頂から中腹にかけて広がる千光寺公園に2022年3月リニューアルした展望台である。設計は青木淳、品川雅俊の建築設計事務所ASが行い、「尾道市の景観に調和したシンボル空間の形成」をコンセプトとしている。千光寺山のスカイラインを守るため、山頂から突出するような構造物ではなく、細く、軽い構造体でつくられる橋梁型展望台となっている。展望スペースは、奥行きが小さく細長い設計であり、どこからでも瀬戸内の島々の眺望を見ることができ、山頂に浮かぶ尾道の新たなシンボル空間となっている。

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