近隣住区論に基づいて開発された日本初の大規模ニュータウン

千里ニュータウン

No.0099

2022年09月03日更新

所在地 大阪府
事例の種類
5.いろいろな住まい
団地

高度経済成長期の急激な都市部への人口流入，住宅不足，都市のスプロール化に対応して，良好な住環境の住宅を供給するために計画・開発された日本初の大規模ニュータウン。近隣住区論や豊かな緑地，安全に配慮した歩車分離「ラドバ―ンシステム」などの計画手法が採用された。後年，少子高齢化や公共施設の老朽化などの問題が生じたが，都心部からのアクセスの良さが奏功して空き店舗の活用や再開発，各種構想やガイドラインの整備により地域再生に成功しており，今も「実験都市」として，多くの示唆を与え続けている。

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