17世紀から19世紀にかけて広大な斜面に造られたヨーロッパ支配階級の権力を象徴する庭園

Land Hessen Bergpark Wilhelmshöhe ヘッセン州 ヴィルヘルムスヘーエ城公園

No.1332

2025年05月18日更新

所在地 海外
事例の種類
0.交通・公園・商業・その他
公園・緑地

ドイツ・ヘッセン州北部のカッセル市からカールスベルク山まで伸びる約240haの公園である。カール伯爵によって1689年から建設が開始され、150年にわたって拡張工事が実施され、1866年まで宮廷として使用されてきた。戦争によって一時期、宮殿が州立刑務所として使用されるなど、一部の建物が破壊されたが、その後ヘッセン州やカッセル市によって庭園の保護と再建が行われる。公園はカッセル市の中心部に向かって東西軸を形成し、広大な斜面地を利用して造られた噴水や渓流、滝などの水を使った芸術的な造形とデザインが保護されている。2013年には、ヨーロッパの絶対君主主義の時代のシンボル的存在であること、バロック様式とロマン主義様式の傑出した庭園であることが評価され、世界文化遺産に認定された。

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